カウチサーフィンで国際&異文化交流を子育てにがっちり活かすブログ

英語が大してできない大阪のおかんが、リアル国際&異文化交流体験を体当たりで発信しています。

部活動の行方~欧米諸国の課外活動との比較~


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こんにちは、異文化交流をがっちり子育てに活かす、大阪おかんのあやみです。

 

今日は、部活動について考えてみたいと思います。

 

きっかけは、8月上旬に我が家に滞在してくれた2組目のお客様、フランス人大学生との会話の中での、『学生時代に、どんなスポーツをしていた?』という話から。

 

フランスでは中高の部活動で、日本のように部活動で全国を目指す!とか、プロへの登竜門となるような、甲子園や春高バレーといった中高の部活を通してプロになるという流れはありません。

 

でもこれは、良く考えれば日本独自の流れで、こういった部活動重視の学校生活が、現在の教員への異常とも言える負担にも繋がっていて、難しい問題だなと思うわけです。

 

「じゃぁ、なくしちゃえば?」って思ってたんですが、そう簡単なことではないんだろうなと、思い直したので、状況の複雑さを考察したいと思います。

 

ここで、話題になったのは日本では国民的に人気なスポーツ、野球です。

 

まず、フランス人留学生の彼女は、彼氏に野球のグローブをプレゼントしたいと言うので、私は人生初の野球用品を探しに5件ほど梅田の町中を一緒に探しました。そこで、野球用品の値段の高さに驚愕するわけです。新品のグローブ2万円とか当たり前。ポジションによっても、球種によっても細かくグローブの種類が別れていて、なんせ1個1個が高い。

 

彼氏になぜグローブをプレゼントするのか聞いたところ、どうやら彼は、日本の野球漫画が好きで、その影響でキャッチボールをしたいとのこと。。フランスでは野球はそこまでメジャーじゃないし、グローブ自体売っていない、売っていたとしても高すぎて買えない、ということで日本で探していたわけです。

 

ここで、フランスの人気スポーツの話になって、私はフランスはとにかくプロリーグが多いと思っていて、メジャーどころのサッカーやバレーだけでなく、バスケットボール、ハンドボールもプロリーグがあり柔道の競技人口は日本よりも多い!スポーツはとっても盛んです。

 

スポーツは盛んだけれど、日本でのスポーツ人口を増やす土台となっている部活動は盛んではない、ではプロ・アマ問わず、「フランス人はスポーツをするとすればどこでするの?何をきっかけにスポーツをするの?」という疑問から、詳しく聞いてみると、彼女は習い事として水泳と合気道をしていたそうです。本格的にやるとすれば、習い事やユースチームに所属するなどして、学校以外の場所で取り組むのがフランスでは一般的。

 

良く考えれば、日本での「部活に青春をかける!」「野球の名門校に入るために甲子園の常連校を選ぶ!」とかそういう基準では高校を選ぶことや、専門性や将来のビジョンと全く関係ない基準(部活)で学ぶ場所や内容を決めるってなんて危ういんだ、とも思います。この点では、フランスのような学校以外の場所でスポーツをするというのは、勉学と切り離されているので賛成です。

 

そりゃ卒業と同時にスカウトされて、「プロプレーヤーになるんだ!」という学生にとっては、それは最短でお金もかからないルートであることは確か。そうはいってもですよ、そんなひと握りのスタープレーヤー以外の学生はどないすんのかな?とも思うからです。

 

でも一方で、スポーツはお金がかかります。道具を揃えるのは大変だし、遠征費用や練習場所を確保するにも、試合に出るにもお金がかかるわけです。

 

部活動の中であれば、場所にしろ、コーチにしろ、親の負担は最低限で済みます。しかも、どんな家計の子どもでも、部活動を通してプロになるチャンスがある。これはある意味ジャパニーズドリームではないでしょうか。

 

もちろん、部活動であっても家計への負担はゼロではありませんが、クラブチームに所属する費用を考えたら、まだ現実的な金額でしょう。どんなスポーツでも本格的にやったら労力もお金も想像以上にかかります。

 

そう、日本における部活動は、「本来であれば個々に労力や資金を投入してやらなければならない自己責任の部分も、学校という枠組みの中で教員や教育機関が親の代わりに負担している」ともいえるわけです。

 

そりゃ大変やわな。と思わずにいられません。もちょっと資金があれば、専門のコーチを雇ったり、部活動だけを見るサポートスタッフみたいな教師の免許をもってなくてもできる仕事を外注したりできるだろうな。っと思います。

 

なんで小学校のスポーツ少年団とかは地域のボランティアがコーチをしているのに、中学校になって部活という名前に変わっただけで、教員が面倒をみているのかもよく考えたら変。

 

部活動が内心に影響するっていうのはもっと変。

 

教育改革って言われているけど、改革するならじゃぶじゃぶ金を出せ、って言いたいです。

 

先日遊びに来てくれた中学生の甥っ子の夏休みの部活動について、姉に聞いてみたんですが、「夏休みの部活?そんなん教員の働き方改革でほとんどないよ」と言われて、良かったなと思う反面、「子どもたちがスポーツや勉学以外の活動の場所がなくなっとるやんけ!」とも思うわけです。受け皿もなしに、活動だけ無くしたら、スポーツをする機会も、何かに打ち込む機会もなくなり、果たしてそれが子どもたちの為なのか?

 

教員の友人曰く、「部活動は非行防止の面もある」とのこと。

発散の場所を無くした中高生が、自由になった時間を有意義に過ごせる方法を自分たちで探すんですかね?

 

大人の都合で子どもを振り回している気がしてなりません。

異文化交流をどう子育てに活かすのか?

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こんにちは、異文化交流をガチで子育てに活かす、大阪おかんのあやみです。

7月末にインドネシア人の外国人を家に招き入れた我が家。
初めての外国人との生活が果たして子育てにどう活かされるのか!活かされそうなのか!考え方が変わったことなどをまとめたいと思います。

子どもたちの反応

3歳児のお兄ちゃんは、初めて会ったインドネシア人に分かりやすーく、怖がっていました。まず、イスラム教徒の女性の服装であるヒジャブ(スカーフのような布で頭髪を隠す布)を頭にかぶっている人を見たことがない。

普段は女性に対してはあまり人見知りをしない息子の反応に、少し意外さを感じました。「おー、何かが違うってことは分かるのね」という感じです。 慣れるまでに1日くらいはかかったと思います。でも、慣れてからは、絵本を読んでもらったり、だっこしてもらったりと、スキンシップもするようになりました。

外国人に会わせたことがあるのはこれが初めてでしたが、その後もカウチサーフィンで知り合った旅行者を家に招いて、ランチを食べたりしたので、その時に会ったフィリピン人は、一緒に過ごした時間が短かったので、慣れるまではいかず、なかなか写真を撮らせてくれませんでした。 そう考えると、子どもの体験として、なにか影響があるとすれば最低限1日以上は一緒に過ごさないと、意味は無いな。と思ったわけです。

0歳児の娘は、最初からニコニコしていて、全く動じていませんでした。 娘は元々、人見知りしません。多少の違いを違いとして受け止めた結果 平気なのか、そもそもそこまでの違いを感じていないということも考えられるので、どっちだったかは謎です。

言語の違いにどう反応するか

3歳児の息子は、自分のわからない言葉で話されるのが嫌のようで、私たちが英語で話ていると、「うーるーさーいー」っと、叫んで話を遮ろうとします。 これは慣れてきても結構続いて、私としては外国人と過ごしたことで、英語や他の言語に対して、嫌いだな、避けたいな、っと思っては欲しくないわけで、 「普段から何かしら英語に触れる機会が必要なんかな」と、思いました。

でも、私は英語スクール反対派です。週に1回、英語の歌を歌ったところで、英語に慣れたことになるのか?と思うんです。
絶対的に時間が足りない。
そこは家庭で英語環境を作れって話なんですが、なかなか自分もできないことを、子どもにもできるわけないので、この普段の生活に取り入れる方法はもう少し考えたいと思います。

普段はいかない場所への外出が増える

子どもを連れて、お寺やお城などの観光地や、グランフロントや百貨店などの商業施設、美術館や空港など、ここ最近は行く機会がなかった場所にも行くようになりました。 途中途中、子どもが遊べる場所を盛り込みつつ、時には別行動をし、後から合流するなどしてできる限り一緒に外出をするようにしています。

都会に行くと、なんというか説明が難しいんですが、色んな発見があって刺激が多いです。普段はイオンかスーパーにしか行かないので、都会を歩いているだけでも、電車を乗り継いだりするだけでも、子どもは周りをキョロキョロ興味津々。

海外には行けないけど、外出の幅は広げててあげたいなと思います。

それでは今日はこの辺で。

初めてのカウチサーフィン ホスト体験 その4 教育事情

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こんにちは、異文化交流をガチで子育てに活かす、大阪おかんのあやみです。

2019年5月にカウチサーフィンを登録して、7月末に初めてホスト経験をした話もいよいよ最終回です。

今回はインドネシアの教育事情についていろいろ聞いてみたので、レポートしたいと思います。

 

インドネシアのシッター文化

まず、インドネシアの女性の社会進出についてですが、日本よりかなり進んでいます。今回泊まってくれたインドネシア人のお2人は、2人とも既婚で、1人は2人の子供も持ったお母さん、1人は新婚さんというごく一般的な家庭の方達でした。2人とも仕事があり、今回の留学は会社に勤めながら休みをもらい、さらに専門的な内容を勉強するために日本に留学しに来たということでした。まず、この時点でそんなこと日本ではあり得ないなと思いました。

www.indonesiasoken.com

 

彼女が言うには、職種にもよりますが、男性よりも女性の方が仕事を探すのが簡単だと言っていました。インドネシアは女性も男性もバリバリ仕事ができます。環境を整えている一番大きな要因は、シッターさんの存在です。

インドネシアでは一般的な家庭であったとしても、シッターさんを雇うことが普通で、ある程度大きくなった子供であれば、ベビーシッターではなくメイドさんを雇うことが多いそうです。メイドさんは家事の手伝いだけでなく、子供の学校への送り迎えなどもしてくれます。このシッター文化があるおかげで、企業側も女性を雇用することに、何もデメリットはなく、雇用の維持をしやすいのではと思いました。

育児休業をしている身としては、子供がある程度(といっても1歳までですが)大きくなるまで家で見ることができる日本の雇用保険育児休業の制度はとてもありがたい制度だと思っています。一方で日本では、自分の努力ではどうすることもできない事に時間も労力も割かないと、働くことすらできません。

 

例えば

・保育園に入れない

・子供の病気で仕事に穴を開けないといけない

・時短をしなければ家庭が成り立たず、思ったような仕事が出来ない

 

といった、働く方も会社も女性が働くのにあたり、何かしらのネガティブ要因を抱えながら仕事をしています。

 

育休に入った社員を抱える会社の多くは、

1年後に必ず帰ってくるかどうかも分からない社員を待つことが難しい

→非正規雇用又は派遣社員でポジションを埋める

→一旦キャリアが中断した女性の産後の働き口がない

という状態で、働きたくても働けないママ友が多くいます。

 

職種を選ばなければあるとかいう人もいますが、それは大きな間違いで、まだまだ産後の女性を短時間でも働かせたいという企業は少ないというのが現状です。

 

いくら表向きは、男女の雇用を均等にすると言っている企業も、本当に内実ともに実施している企業はひと握り。

正直なところ、働く側も働いてもらう側も、小さな子供がいることが、勤務に影響が出ないなんて思っているわけはありません。

そういった心理的なマイナス要因を1手に解決する方法の1つが、シッターさんの存在だと思うのです。

家庭に家事をする人がいる、このパワーは保育所に入れるとは別次元の威力があると思いませんか?子供のケアだけでなく、家事も手伝っでくれるということが共働きの家庭にとって、ありがたい存在になることでしょう。夫婦間で家事の分担とか考えなくて済むなんて夢のようです。家族との時間も取れるようになり、心理的にも余裕が生まれ、子どもへの接し方も変わるんだろうなと思います。

日本でもシッターさんが一般家庭にも普及するような保育園と同等の補助などがあれば、日本家庭での殺伐とした状況は改善されると思うんですけどね。現状保育園しか選べないという状況から、保育園もシッターも選べるとなれば1年の育児休暇を待たずして、復帰する女性も増えるでしょうし、企業側としても『先の見える欠員』だと思うんですけど。

 

自治体の子育て支援の見えない差 

話はズレますが、2人目の育児休暇問題で、下の子を出産した2ヶ月後に上の子が保育園から出されてしまう自治体が結構あるようで、それって結果的に1年は取れるはずの育児休暇の権利を放棄して、下の子を保育園になるべく早く入れて復帰するしか上の子を保育園に通わせる方法がないということです。

この対応は自治体によってまちまちで、下の子が育児休暇中も問題なく上の子が保育園に通える自治体もあれば、そうでない自治体もあるわけです。ここでの自治体での対応の差は、子育てにどれだけ自治体が協力的かどうかという指標の1つでもあると思うのですが、こんな大事なことが住んでみないとわからない。一覧で調べる術もない、各自治体それぞれそこまで調べて住む場所決めないと、仕事をする上での環境に雲泥の差が出来てしまう。ということを、当事者になって初めて知りました。

2人目の育児休暇中に保育園を出されてしまうような自治体は、学童への投資も最低限で、学童に入れることも、定員オーバーで入れないなんてことも多いようです。

 

インドネシアの言語について

インドネシアイスラム国なので、言語は母国語のインドネシア語の他にアラビア語を勉強することが一般的だそうです。それに加えて、英語も勉強するわけですが、滞在してくれたインドネシア人の方は40代と30代、ちょうど私より少し上とちょっとしたの年代の方でしたが、2人とも英語はペラペラ。

本格的に英語を勉強を始めたのは中学生からで、日本と同じですが、英語を使いこなせるレベルに大きな差があり、これまたなんだか悲しい気分に。

彼女たちは日本では、オール英語の講義を受けていて、しかも専門的な内容を英語で学べるレベルなわけです。 

同じくらいの年で英語を勉強し始めて、インドネシアでは英語で学ぶことが出来るレベルに達するのに、日本では会話すらままならない。環境なのか、勉強方法なのか、なんでこんな状態なのが疑問しかありません。日本の英語教育への愚痴はこのぐらいにします。

 

インドネシアの学校での過ごし方

インドネシアの学校は朝が早く、7時頃には学校が始まるそうです。また13時頃には学校も終わってしまうので、学校が終わってから家族と過ごすまでの時間がかなりあります。

この時間を共働きのお母さんの家では、子供たちは日本でいう学童のようなシステムで学校で過ごすか、家に帰ります。

インドネシアは治安があまり良くないので、子供を学校に迎えに行く必要があるそうですが、こういったお迎えはシッターさんがやってくれるので、自分は仕事が出来る。と言っていました。

インドネシアは日本同様に教育熱心な国ですが、女性活用がうまくできているインドネシアのポテンシャルは日本より高いに決まっています。共働きで潤沢な教育環境を与えられた子どもたちが、当然のように英語を使い、世界で仕事をする。そういう世の中を自分の子どもたちは生き抜いていかなければならないのだと、感じずにはいられませんでした。

初めてのカウチサーフィン ホスト体験 その3 食事

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こんにちは、異文化交流をガチで子育てに活かす大阪おかんのあやみです。

2019年5月にカウチサーフィンを登録して7月末に初めてホスト体験をした話の続きで今回はインドネシア人で、イスラム教徒の方の食事についてレポートします。

1.豚を完全除去した食事

まず、イスラム教徒は、豚が食べられません。どのくらい食べられないかというと、コンソメなどでスープに豚エキスが入っているものもダメです。

これは結構厄介で、コンソメを使わない外食だとまず洋食はほぼアウト。和食と中華は比較的OKだと思いますが、常に店員さんに一切使っていないがどうがを確認しながらメニューを選んでいました。

家で彼女たちに提供した料理は朝食は2回でどちらもパンと前日に作ったたこ焼き、そして夕食が1回あり、その時はタイ料理のパッタイとガパオライスを作りました。
家で作るものは何を入れるかは事前に確認しながら準備し、ソーセージは魚肉ソーセージを選ぶ、ひき肉は鶏に変更するなどして、作り慣れた失敗しないであろう料理をしました。

⒉ とにかく辛いものが好き!

日本で食べる料理はどれも辛さが足りないようで、マイ醤油ならぬ、マイ唐辛子ペーストのようなものを常に持ち歩いていました。そのペーストを唐揚げや炒め物などにかけるのですが、家で出した料理も、外食で食べた料理もなんにでもかけていた感じです。

辛いものも好きだけれど、甘いものも大好きなんだそうです。

3.アルコールは飲まないし、基本は水を提供すればOK👍

滞在中に、麦茶を用意していましたが、冷蔵庫を使ってもいいよ、お茶飲んでもいいよとお伝えしても、やはりそこは遠慮されるので、水道水(浄水)が出る蛇口を伝えて好きに飲んでもらっていました。

「冷たくしたかったら、氷を使ってねー」と伝えておき、好きな時に飲んでもらえるくらいがお互い気を使わずに生活出来ていいと思います。


滞在中の1番の悩みは食事だと思います。普段の食事で全然OKだし、あれもこれもと用意しすぎても、かなり準備していても、やりたいと思ったことの半分もできないので、家族の食事を少し多めにつくる、ぐらいの気持ちでなるべく自然体でいるように心がけました。

食事を作ったら食べられる量もわからないし、盛り付けは各自でやってもらいました。食器洗いは、彼女達がやってくれたし、お願いできることはどんどんお願いするぐらいのほうが、相手も何か手伝いたいと思ってくれていると思うので、「何もしないで!」と、拒絶するよりはリラックスしてくれると思います。

次回は、インドネシアの国事情をレポートします!

初めてのカウチサーフィン ホスト体験 その2観光場所


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こんにちは、異文化交流をガチで子育てに活かす大阪おかんのあやみです。

 

2019年5月にカウチサーフィンを登録して7月末に初めてホスト経験をした話の続きです。

 

ゲストが滞在したのは、2泊。そして夏休みが始まった頃だったので、田舎から中学生の甥っ子が2人 興味津々、おもしろそー、大阪いきたい!というノリで合流しました。合計4人が滞在することになり、最初から頑張りすぎてしまいました。とにかく、とっても疲れたというのが本音ですが、人数が多いことで幼児の面倒は誰かがみてくれるので、子供の面倒以外のゲストの食事とお風呂、洗濯などをしながら滞在中の大阪観光の予定を組んだりと大忙しな3日間でした。

 

今回は、滞在中に訪れた大阪観光地を3箇所 紹介します。

⒈やっぱり人気は大阪城

お城は見た目もとても日本的だし、城の周囲も門や石垣、堀などが建設当時の形そのまま残っていて、ウォーキングをするにも緑も多くブラブラ歩いているだけでも楽しいようです。

 

今回は大阪城に初めて来たという甥っ子たちもいたので、久しぶりに天守閣にも上りました。

大阪城天守閣以外は無料で入れるので、中に入らず周辺を散策するのもオススメ。

ただ、今ある大阪城はレプリカというか、近年(1931年)に建てられた鉄骨鉄筋コンクリート造。外観はお城ですが、中身はミュージアム。そういう意味では『全く面白くなかった』というのが中学生の意見でした。

インドネシア人のお2人はとても楽しんでいたようです。

 

⒉難波の道具屋筋

難波のグリコとか大きな看板、道頓堀などは写真も面白いものが撮れるし、人気だと思ったのですが、ちょっと定番すぎたんで、観光客があえては行かなさそうなスポットとして道具屋筋を選びました。

途中にあるなんばグランド花月は劇場の前を通るだけでも、日中は芸人さんがストリートパフォーマンスをしていたりと、賑やかで楽しい場所です。

その日はとっても暑かったので、吉本芸人の若手が、路上パフォーマンスで道路に絵を描いたり、氷を桶に入れて 「涼んでって~」なんていいながら、子どもにどんな絵を書いて欲しい?なんてリクエストを聞いたりしていました。

インドネシア人のお2人も、「ドラえもん!」とリクエストしていました。

 

道具屋筋はグランド花月を通りすぎてすぐ。お店用の看板とか、厨房用品が沢山置いてあり、大阪ならではの屋台用のかき氷機やたこ焼き機など、普段目にしないような機械が置いてあります。

箸や食器類などもとても安いので、お土産を買うにもオススメ。

とっても安いので、なんでこんなに安いの?と聞かれました。

もともと業務用品のお店だからだよ、と説明。

観光地のお土産はとても高いので、値段のギャップに驚いたようです。

 

⒊法善寺横丁(水かけ不動尊)

難波でありながら、難波っぽくない場所。法善寺横丁だけはなんとなく人気も少ないです。苔に覆われたお不動さんでも有名。

日本に来た外国人で、京都に行ったことがある人は、寺社仏閣は京都で見ているので、あまり大阪まで来てお寺や神社には興味がないようです。特に入場料がかかるような寺社仏閣はそんなに行きたがらないので、法善寺あたりが、ふらっと寄れて、また他にはないちょっと変わったお地蔵さんがあってオススメです。

 

今回は2箇所(大阪城周辺と難波)回りましたが、1日で回れる箇所は多くて2つくらいが限界なので、その日の天候やゲストの希望を聞いて、前日くらいにその日に回るコースを考えます。

 

私の場合は、常に子どもを連れているので、どこも行ったことがあるところにしています。途中で休憩出来そうな場所や、どのくらいの距離がある、屋根がある、階段が多い、少ないといったことは結構重要です。あまり考えなくても回れるくらいがベストだと思います。

 

何度か行ったことがある場所でも、一緒に行く人が違うと違う発見があって楽しいです。自分も楽しめることが第一なので、好きにコースを組めるのも自分が案内する上でのメリットだと思います。

 

子どもがいると、どうしても相手に迷惑にならないかな?と思い、なかなか子どもがいないグループと外出することが減ってしまっていました。でも、カウチサーフィンで知り合った人はのんびりと観光する人が多いし、自分のペースでできるので、思った以上に子どもを連れての外出は大変ではなかったです。

 

この日も、難波からは私だけ先に家に帰り、甥っ子たちも、インドネシア人の2人も別行動で、好きな時間に帰ってきてねー、という気楽な感じで別れました。

 

外でのイベントなどで、その場限りで2~3時間会う訳ではなく、家でも一緒に過ごす時間がもてると、交流する幅が断然広がります。大変だけど、仲良くなるには時間も大事なので、ゆっくり過ごす時間がもてるというのは、とってもいいと思います!

 

次は、イスラム教徒の食事についてレポートします。

初めてのカウチサーフィン ホスト体験 その1準備

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こんにちは、異文化交流をガチで子育てに活かす大阪おかんのあやみです。

 

2019年5月にカウチサーフィンに登録して早2ヶ月。ついに、ホスト(旅行者を家に泊める)経験ができました!

 

記念すべき初滞在をしてくれたのは、これまたインドネシア人の留学生が2名。2人共、東京の大学に4月から短期留学していて、試験が終わったので大阪観光をしたいということで、私の家を選んでくれました。

 

前回大阪城を探索したインドネシア人の姉弟が私にリファレンス(レヴュー)を書いてくれて、それからすぐにオファーがありました。

やっぱり、だーれもリファレンスを書いていないような人にはいきなり連絡しにくいのでしょうね。そういう意味では、快くリファレンスを書いてくれた彼女に大感謝です。

 

今回は、家に泊めるまでに、どんなこと準備をしたのか4つ紹介します。

 

1. 家族への理解を得る

  私も主人も未だかつて、外国人を家に泊めるなんて経験したことはありません。主人に至っては、英語も全く話せず、恥ずかしがりやで静かで社交的でもなくて、、といった典型的な日本人。

「どちらかといえば、泊まって欲しくない。というか、嫌」というのが主人の意見。

その気持ちは分からなくもない。彼からしたら、家に他人がいるだけで寛げないし、気を使うのだろう。

 

私は、彼に「なぜ旅行者を家に泊めたいのか」、を説明しました。

子どものため、自分のため、将来のため、、、。

 

説明しても、「なぜそこまでするのか?」という点は理解してもらいにくかったと思うけれど、最終的には「すきにしぃや」と言われ、それは半ば投げやりであったけれども、「よっしゃ!OK出た!」と、都合よく解釈して、受け入れることを強制的に承諾してもらいました。

 

彼はその事について、協力は一切しない。という条件付ではあったけれど、そこはいいのだ、部屋の掃除くらいはしてくれるだろう。

 

2.泊まってもらう家の位置や部屋を確認してもらう

私の家は陸の孤島。最寄り駅からはバスしか家までのたどり着く方法がなく、ちょっと(というよりかなり)不便。駅までは車で迎えに行くにしろ、大阪や京都からのアクセスすると最寄り駅がどこなのか、どのくらいかかるのかといった基本的な情報は理解してもらった上で、決めて欲しいので、その辺の詳細をGoogle翻訳を駆使して伝えてみました。

 

また家も古い戸建ではあるけれど、大阪府内にある家でゲストルームなんて素敵な部屋がある訳では無く。。。。それでもなんとか独立した4.5畳の部屋を1部屋用意。

ベッド以外の物を他の部屋に移動するなどしてどかし、写真をパシャリ。今回は2名の宿泊なので、部屋が狭いことは了承してもらわねば。

 

3.食べられない食材を確認する

料理を提供するかどうかはきっとホストの自由にしたらいいのだろうけれど、家の近くに飲食店がある訳でもないし、私は一緒にご飯を食べられる機会があるのであれば、食事を一緒に食べたかったので、食事についても確認してみました。

彼女たちはイスラム教徒なので、豚は食べられない。どの程度厳密にしているのかは全くわからなかったけれども、詳しく聞くと、豚のエキスや豚由来の調味料など一切ダメ、ということでした。

コンソメや〇〇ソースといったものにも豚エキスが入っているものも多いので、これは聞いておいてよかった。

 

4.音声通話のできる連絡方法を決めておく

カウチサーフィンのサイトを通してもWiFi環境か、通信機能のある携帯からであれば文字でのやり取りはできます。でもカウチサーフィンの連絡機能はLINEのように電話もできないし、写真も送れません。

 

最初はLINEでのやり取りを試みましたが、共通の友達のいない間でのLINE認証は上手くいった試しがなく、今回もうまくいかなかった。なにか設定がおかしいんだろうけれど、とにかくどこが問題かをつきとめるのが億劫で、既に脳みそはフリーズ。

 

そこでLINEに変わる、SNSアプリをダウンロード!『WhatsApp』というアメリカの会社のSNSがとっても使い勝手がよかったです。

携帯番号だけで相手を探せるし、使い勝手はほぼLINEと同じ。認証もすごく簡単で、すぐ使えるようになりました。

実はこのアプリ、前回 大阪城を一緒に探索したインドネシア人の姉弟から教えてもらった。やっぱり日本以外だとこっちのアプリの方が主流のようです。

 

その他、水廻りや玄関の掃除、ベッド周りのリネンを洗濯したり、布団を干して、、、「人を迎え入れるって大変〜」と思いながらも、スッキリとした家を見て、気分もスッキリ!

 

次回は滞在中のエピソードを、お伝えします!

 

異年齢の威力、最強説


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子どもが育つ環境で、コストも掛からず、楽で、楽しい、いいことづくしの最強の環境はちょっと年が上の兄ちゃん、姉ちゃんと遊ぶ環境を作ってあげることだと私は本気で思っている。

 

今日、3歳になったばかりの息子は、4歳のちょっとお兄ちゃんと巨峰を食べていた。

4歳のお兄ちゃんは私の友人の息子だ。会うのは2回目。

子どもに回数はあまり関係ない。できれば複数回会っている友達がいいけれど、初めてでも大抵問題ない。楽なもんだ。

 

息子はブドウが大好き。でも剥くのが嫌いだ。

家で食べていると、最初は自分でも剥いたり口に入れて食べてはいるものの、すぐにほとんど残して食べなくなる。

「食べなかったとしても、親が剥いてくれる」と思っているのだ。

それは正しい。せっかく子どもが食べたいと言った果物。

口では「食べない」と言ってもそれは、「自分では食べない、食べさせてもらえれば食べるよ」という意味で、「じゃぁ食べたるわ!」と、親が食べれば、怒ったり拗ねたりする。あとが面倒だ。

 

そして、いつまでも置いてあるぶどうをそのままにしておける時間も限られている。机に置いておくと、遊んでいる拍子に器ごと落とすだろうし、ぬるく美味しくなくなる(高級な!)果物をそのままにしておけない。

 

結果的に、親が剥いてあげたり、剥いた実を口にいれたりして何とか早く食べさせようとしてしまう。

 

でも今日は違った。4歳のお兄ちゃんが食べる横で、真似をしながら巨峰の皮を剥き食べている息子を見て、「しめしめ、食べとる食べとる」と、後ろからニヤニヤが止まらない。

 

少し大きいくらいのお兄ちゃんは格好のお手本だ。

そんなに手先も大人ほど器用ではないし、動きもゆっくりで真似しやすい。子どもは自分と近い年齢の子どものことを本当によく見ている。話している内容や、言葉遣いなど、一瞬でシンクロしてしまう。

良くも悪くもと思う反面、食事や遊びの時間はできる限り近い年齢の子どもと一緒に過ごさせたい。とは思う。親があれこれ教えたり付き合うより格段に効果があり、そしてこちらもイライラしない。

 

そんなことは、そうしょっちゅうは出来ないのだけれど。

 

今日から夏休み。今年の夏は田舎から中学生の従兄弟のお兄ちゃん達が遊びに来てくれる。年の差が離れてはいるけれど、中学生ともなれば3歳児を楽しませることなんてちょろいもんだし、きっと楽ができる、ハズだ!