東京から大阪へのアクセス提案も勉強のうち?
こんにちは、異文化交流を子育てにがっちり生かす、大阪おかんのあやみです。
カウチサーフィンの宿泊のオファーは年末から来年の分もボチボチ入り始めました。宿泊のやり取りについてはだいぶ慣れてきたものの、宿泊するまでの事前の打ち合わせが、結構複雑になってきてアタフタしっぱなしです。
というのも、日本に初めて来るゲストからの質問で、東京から大阪までどのように移動するのがいいかとか、フライトはどれがいいかとか、質問がバンバン来るのですが、私は東京にはもう何年も行っていないし、飛行機も5年以上乗っておらず、バスターミナルが新しく出来たとか断片的な情報は入ってくるものの、どの方法が一番かなんて全く判断できないのです。
羽田と成田空港の位置関係もよくわからないし、格安航空会社がどの空港に乗り入れているかなど、全くよくわからず、東京の事を聞かれても、私の方がはてなマークがいっぱいで提案するどころじゃありません。
そうは言っても、相談されているいる以上、全く答えないわけにもいかないので、ホームページやブログ、紹介サイトを見ながらどの方法が一番そのゲストにとって都合が良さそうかというのを提案するわけです。
これも自分が東京に行く時の事前勉強になればと思えばこその調べ物です。面倒だなぁとも思いつつも、電車の時刻や交通手段を考えるというのは、結構情報収集力が試されるというか簡単そうで意外と大変。
こういった目的を達成するための調べ物をするというプロセスは、色んな学習にも応用できると思っていて、こういったゲストとのやりとり全てが勉強なんじゃないかなとも思うんです。
まだまだ自分の子どもたちは、そんなことできるような時期ではないですが、大好きな乗り物の事なら興味を持ってくれるかも?
はたまた、小学生3 4年生くらいならできるかなぁ?と今後作りたい学童スペースの学習内容のネタにならんかしら?と妄想しています。
生活の中に勉強するネタは溢れているから、それをどう誘導するか?あー、また話しが飛んでいく!
今週から月末にかけて久しぶりのゲストの宿泊が続きます。
秋の深まる大阪のどこを案内しようかしらと考えながら部屋の掃除をボチボチします!
家が定期的にある程度 綺麗になるのも、ホストをしてていい事だなと思います。強制的なタスクは多少ないと散らかり放題になってしまう!ゲストを綺麗なお部屋で迎えるとこっちも嬉しくなるんです。
さぁて、準備するぞぉ~!
カウチサーフィンイベント体験談 マレーシア人カップル
こんにちは、異文化交流をがっちり子育てに活かす大阪おかんのあやみです。
今日は久しぶりにカウチサーフィンの話です。
6月にマレーシア人のカップルから、宿泊のオファーを受けてから3ヶ月たち、9月に宿泊を予定していました。6月の時点で若干の日程調整をして受け入れますよと返信したはずだったのですが、最後のやり取りが中途半端だったので、再度確認すると我が家には泊まる予定はなく、他のホストの所に泊まると返信が来てしまいました。
あー、残念ごめんなさいと返事したところ、先方から逆オファー。
「9月19日であれば、時間が取れるけど、大阪を一緒に観光しませんか?」とお誘いを頂きました。連絡不備はこちらの落ち度やったにも関わらず、なんと優しい紳士なオファー!
これを受けない手はありません。
今回は初めて異文化交流ママさんサークル、オカンレンジャーのメンバーのJちゃんを誘っての大阪散策となりました!
オカンレンジャーの紹介はこちら↓↓↓
当日は地下鉄の駅で集合し、天神橋筋商店街でランチを食べることに。
マレーシア人カップルは午前中に黒門市場を散策し、既に軽く食事をしていたようで、あまりガッツリとした食事は食べれないだろうし、特に日本らしい食事も求めていないと思ったので、腹ぺこの私とJちゃんの一存でカフェに決定。
今回は友人のJちゃんが一緒ということで、娘がぐずるたびにマレーシア人のカップルとJちゃんを残し席を立ったり、早く食事が終わったJちゃんが娘をあやしてくれたりと、とってもゆったり、そして楽にその場を楽しめました。
Jちゃんは英会話ビギナーではあるものの、積極的に彼らに話しかけ、会話を楽しんでいたようです。
今回出会ったマレーシア人カップルは日本が大好きで、マレーシアで日本語を勉強するなど、とても日本文化に詳しいです。日本への訪問も、今回が3回目で、約2週間の滞在で兵庫、京都、奈良、大阪の都府県を回ったそう。
のんびりとした素敵な旅行だなぁと思ったら、旦那さんは会計士、奥さんはアパレル系のオンラインショップを経営しているそうです。
カオチャサーフィンで出会う人は、日本ではなかなか知り合えないような、職業やバックグラウンドの人ばかりなので、本当にお話を聞いていても飽きません。
そういえば、来年の2月に宿泊のオファーをくれた、インド人の女性がいるのですが、彼女は映像関係のライター!
年齢も20代前半と若く、どんな人が来るのか今から楽しみです。
話を戻します。
カフェでまったりとした私達は、その足で小雨の降る中、大阪城へ向かいました。
毎度お決まりの大阪城で、そろそろ若干飽きも出てきていますが、一緒に行くメンバーが違うとそれはそれで新しい発見があるのが不思議です。
いつも大阪城以外の場所をおすすめスポットとして案内するんですが、皆さん初めて来られる場合は、ちょっと離れたスポットにまで足を伸ばす予定はないようで、オファーが受け入れられたことはありません。残念。私は万博公園を激推しなんですけどね!
初めて来られる方にとっては、大阪市内はそれなりに見どころがあるということなのでしょう。
大阪城の天守閣に登りたいというカップルを見送り、私とJちゃんは、天守閣の下で待つことに。ここでしばし女子トークをしながらのんびりしました。
大阪城の天守閣は何度かリニューアルされ、外観こそはお城ですが、中はミュージアムです。エレベーターもあるし、歴史的な展示はあるものの、内装は全く当時の面影もなく、入場料を払ってまで中に入りたいとは思わなかった私たち。
今回は、他のスポットに一緒に行く時間はありませんでしたが、マレーシアにも知り合いが増えました。
彼らが住んでいるのはリゾート地のペナン。
ぜひ1度は訪れてみたいものです!
異文化交流ママさんサークル オカンレンジャーは、メンバーを募集しています。興味のある方はLINEで友達追加してくださいね!
先人に学べ!子どもの居場所 運営者にインタビュー
こんにちは、異文化交流を生かした新しい子どもの居場所をつくりたい、大阪おかんのあやみです。
今日は先日イベントで訪れた、「ずぶの学校」の校長みさきさん、その後知り合ったフリースクール「みんなでつくる学校とれぶりんか」中川さんに、目的、運営面、公的サポート、地域との関わり方などの実情をインタビューしに行った時の話をします。主に、「なにを目的に活動しているか」から、残しておきたい言葉をまとめました。
わからないことは、先人に学べ。
なんとなーくやりたいなーから、実際にやり、運営するとなると、それはもう0対10000ぐらいの差を感じます。
ずぶの学校は、小説や人形劇といった作品を生み出す練習をすることで、自己表現の練習をする学校です。
主に中高生の学生が通っているそうですが、今の学校教育や学校という場所に何らかの生きづらさを感じている学生たちが、自分がほっとできる場所を探して行き着くサードプレイス。活動は約4年くらい。
みんなでつくる学校とれぶりんかは、演劇やスポーツ、子ども食堂などを通して、不登校の子どもたちやシングルマザーのお母さん達の援助など幅広く活動しているフリースクールです。歴史も古く、15年以上活動しており、中にはプロの歌手やミュージシャン、お笑いコンビなど多数の表現者を輩出しています。
どちらも共通しているのが、子ども達に表現の場を提供しているということです。歌や演劇、照明や音響、小説やイラスト、形は何であれ、自分がやりたいこと、興味があることを深堀したいだけできる環境がそこにあります。それぞれの施設を運営するお2人は、子ども達のやりたい、やってみたいを、応援し、理解し、支援する。形にとらわれず、子どもを中心にした活動を貫き、プラスの循環が回って色々な活動に広がりを見せています。
私はまだ実際に、生徒に会ったことがないのですが、この学校で活動をしている生徒は、中高生の引きこもりや不登校児、気持ちは不登校の不登校予備軍、または暴力を振るう問題児、何らかの障害がある学生など、バックグラウンドは様々。
とれぶりんかの卒業生たちの進路を聞いてみると、ネガティブなイメージは全くなく、一度は社会から背を向けようとしていた子ども達が、前を向いて自立し、家庭を持ち、中には事業をしている子もいるそうです。
ずぶの学校の校長のみさきさんは、「子ども達に問題があるケースよりも、接する大人の接し方に問題があるケースが多い。
大人は中高生を苦手と思っている人が多く、どう接したらいいのか分かっていない。」 と言います。
そう言われて「はっ」とする体験を思い出しました。
私は10年ほど前から出産するまで、バレーボールサークルに入っていました。社会人サークルだったので、メンバーの殆どが社会人だったのですが、当時高校生の女の子が入ってきた時に一体何を話していいのかわからず、うまく話しかけられなかったことを思い出しました。
あれは好きや嫌いという次元ではなく、苦手だったんだ、、、。
今思えば、あれは差別的な感情だったように思います。
当時、高校生だったその子は大学生になり、今は社会人になりました。高校生や社会人というカテゴライズって、そもそも一緒にスポーツを楽しむ上では必要ないですよね。
関係ない土俵に性別や年齢差を持ち出し、普通通りの接し方ができないのは、それは全て差別だと思います。
私はこういった差別的な考え方を、是正するには、まず自分が差別していることを知る必要があると思っています。知らない世界はどんなものかわからないので、無意識にバイアス(先入観、偏見)がかかってしまっています。ですが、たった一度でも、身近に感じることができたり、実際に当事者に話を聞くとそれは全くの思い込みだったことに気づくのです。
と思っていて、どんな世界か興味すらなかった。
言葉の持つイメージに引きずられないで、中身を見て判断できるようになりたいと思います。
とれぶりんかの中川さんは、学校のキャッチコピーとして「問題解決型フリースクール」と言っていました。
「フリースクールに通っている、傷みを知っている子ども達、その子ども達だからこそ解決できる問題がある。」と中川さんは言います。
「潤沢な教育環境を与えられ、なに不自由なく有名大学に入った子どもたちが日本や世界の問題を解決することは難しい。何故なら、問題の本質を知らないし、体験したことがないから。」
私が作りたい、子どもの居場所で育つ子どもには、「自分で考え、行動出来て世界に羽ばたく子どもになって欲しい」という欲があります。
まだ影も形もありませんが、自分の欲を実現できるスペースを作りたいと思います。
運動会の行進から垣間見える日本の刷り込み教育について
こんにちは、学童おかんになりたい、あやみです。
9月に入り世間は運動会、体育祭シーズンですね。私の3歳の息子が通う保育園でも毎日行進やダンスの練習をしていると、連絡ノートに書かれていて、運動会の準備が行われているんだなという様子を感じることができます。
子どもの頃から当たり前にあった、運動会。毎年少しずつ出来ることが多くなった息子の成長を見れる機会として楽しみにしていますが、ふと行進などであそこまで、きっちり合わせる必要があるのか、と疑問が湧いてきました。
オリンピックの入場行進ですら、選手の方は歩いてはいるもの観衆に手を振ったり、ニコニコ笑いながら歩いていて、行進のようには歩いていません。そもそもあの入場行進は軍隊の行進の模倣であって、軍隊でもない一般の人が、ましてや保育園児や小学生がやるというのはおかしいのではないでしょうか?という疑問です。
そう疑問が湧いたきっかけが、保育園での先生方の園児に対する指導を見ていて、少しでもズレた動きをする園児に、「そうじゃない!違う!」と叱っている様子を見てしまったからです。
こんな小さなうちから大人から叱られ、きっちり合わすことを強制されている。意味もわからず、周りと合わせることを刷り込まれている。
知らず知らずのうちに、周囲と合わせることが当然で、それができないとダメだという価値観が刷り込まれ、合わせられない人を受け入れられなくなっていく。。。日本人的な偏ったアイデンティティーが、保育園や幼稚園という閉ざされた環境で、教育というよりかは、調教されている、と感じてしまったのです。
そりゃあ、個性のある子、自分を周りに合わせることが苦手な人は生きづらいわぁ、とも思いました。
今でこそ自分はいろんな人がいて当然だし、周りと違うことは当然だと思うようになりましたが、思い起こせば小学生の頃はそんなことを思いもしませんでした。先生の言うことは絶対だし、ちょっとでも違うことをしてはいけないと思っていました。ちょっとでも違うことをして、怒られているクラスメイトを見て、「先生の言うことを聞かないから叱られるのよ。バカなことしてるわね」と思っていたくらいです。
その叱られているクラスメイトは、そんなにやってはいけないことをしたんだろうか?運動会の行進でちょっと手を振れていない事は、そんなに悪いことなのか?周りから後ろ指差されるぐらい悪いことなのか?
考えれば考えるほど辛くなってきました。私が小学生の頃に感じた、この同一性を重んじる価値観は、アラフォーになった今、ようやくおかしいと感じるようになりました。子どもの頃に刷り込まれた記憶を塗り替えることは、とても時間がかかります。
子どもが日本という国で生きていくには、大事なスキルかもしれませんが1歩日本から離れた時には、ネガティブなスキルになりかねません。
願わくば、そういった同調圧力にもそんなもんだと受けることができ、一方で1人ひとり違って当然だという、多様性を受け入れられるような、マルチな子どもに育ってほしいと思います。きっとそれは日本でしか培われない特別なスキルになると思うので。
#保育園 #運動会 #3歳 #多様性 #個性
Facebookイベント参加 学童おかんになるための第1歩
こんにちは、大阪おかんのあやみです。
今日は久しぶりに参加したFacebookイベントについて防備録をつけたいと思います。
参加したイベントはこちら↓↓↓
参加した理由
私がこのイベントに参加した理由はズバリ、近い将来、学童というか、アフタースクールをやってみたいと思っているからです。
もちろん私の住んでいるエリアにも各小学校には学童が設置されていますが、子どもが学童で過ごす時間の長さに対して、支援する大人が1人か2人という現状に、大事な子どもたちが長い時間過ごす場所として、適切なのかという疑問があるからです。
できるかどうかは分かりませんが、「自分が預けたい預け先がないなら、自分でやれるだけやってみよう」と思い、色々調べてみるも、何から始めたらいいのか分からないと思っていたら、気になるイベントがFacebookで流れてきたので、ポチッ!と参加を決めました。
今の学校教育に対して不満があると言ってしまえば、それまでですが、日本の教育費に割く予算の配分からして、公共サービスでできることは限られるし、時代にあった改革がされるとしても、何10年も先かと思うと、とても待っていられなーい!子どもは待ったナシで大きくなってしまう。変な危機感を常に感じているのです。
会場の「ずぶの学校」
会場となっていたずぶの学校の校長が、まさに自分で子どもの居場所を、ないなら作っちゃえと作った方なので、お話を聞くのもとても楽しく、そして、「ドン」と背中を押してもらった感じです。
どう始めるのか全くイメージがついておらず、ふわっとしていましたが、実際に運営している人の話を聞くと、「こんなやり方もあるんだな」と、自分の中で「こうでなきゃいけない」という、知らない間についてしまった固定観念が打ち砕かれた感じがしました。
実際にやっている人に会えたことがとても大きな収穫でした。
イベントに参加して
このイベントを企画してくれた、関西こども文化協会の方から、始めるにあたりとっても必要な情報満載の冊子をもらい、急に現実味が増しました。今まで思ってたのは絵に描いた餅で、「いつか」のことだったんだなと思います。こうやって文字に起こして、自分のやりたいと思っていることを残してみると、今のままでは、その「いつか」は永遠に来ないんだろうなと思います。
昨日見た住人十色という住宅番組で、鎌倉に、理想の住まいを持ったご夫婦が「いつか撲滅運動」いうのをやり始めてようやく、家づくりが始まったと言っていました。
「いつか撲滅運動」いいと思います!私も撲滅するぞー!
#子ども居場所 #学童 #アフタースクール
モンテッソーリ 家で出来るお仕事 シール貼り2回目
こんにちは、大阪おかんのあやみです。
今日は土曜日ですが天気もあまり良くないので、モンテッソーリの家でできるお仕事 シール貼りの2回目をやってみました。
1回目の記事はこちら↓↓↓
3歳にもなると自我も強くなり、なかなか本来の手順に従ってはやってくれません。
手順通りにやらなければいけないわけではないと思いますが、モンテッソーリのIT勉強会の手順の動画を見ていると、それはそれでとても良くできており、より効果が高いというより、順番を真似るという作業そのものが、勉強なんだと思います。
シール貼りのいいところは、なんといっても扱いにくいシールを貼るというその行為そのものです。
子どもの手の動きを観察していると、定められたマルにシールを貼るということ自体も結構、難易度が高いと思います。
3歳のお兄ちゃんが赤ちゃんの頃に読み漁った、育児書の随所に出てくる手先を使った遊びの重要性。特に親指と人差し指の動きがダイレクトに脳への刺激になるという箇所だけ覚えています。
この箇所について、「あーなるほどなぁ」とすごく共感できるのが、自分自身があまり手先が器用ではなく、絵を描くにしろ、何か作るにしろ、上手くできないことですぐ、「これ以上、自分は上手にできない」とリミットをかけてしまうという体験を、子どもの頃に何度も感じた覚えがあるからです。
先日、久しぶりに会った友人と話していた時にも同じ話題になったのですが、体を動かすということは何度も何度も同じ作業を繰り返して刷り込まれて初めてうまくできるようになる。それは字を書く、ハサミを使うといった基本的な動作であったとしても、そうなのだと思います。
最初から上手に出来る子なんてすごく稀で、その動作ができるまでにはその動作を覚えるまでの単純な繰り返し運動を、どこかでやった事があるからできるようになるんです。きっと。
本人が面白くて仕方がないことに対しては、自然と回数も増え、その動作については難なくこなせるようになるのだと思いますが、まだ正直3歳の息子が何に対してなら時間を忘れて熱中してくれるのか分からないので、とりあえず今は基本的な動作をマスターしてもらえたらなと思ってやっています。
今日一番息子が熱中したのは、シール貼りが終わった後、小さなシールの入れ物の中に、どちらが早くシールをしまえるか競争した時です。
ちょっと苦手だなと思うことに対してもうまく働きかけてその気にさせる!どんな時でもそれができたら苦労はないんでしょうが、これも親側の経験次第だなと思うので、地道にやっていきたいと思います。
#モンテッソーリ #シール貼り #子育て #3歳
カウチサーフィンでのホスト体験 フランス人ゲスト 食事編
こんにちは、異文化交流をがっちり子育てに活かす、大阪おかんのあやみです。
今日は久しぶりにカウチサーフィンのホスト体験についてレポートしたいと思います。
今回泊まりに来てくれたのは20代前半のパリジェンヌ。京都の大学で数ヶ月間交換留学生として勉強した後、母国のフランスに帰る前の数日間を我が家で過ごしてくれました。
今回は最長記録 3泊4日の滞在だったので、それはもう色々な話をしました。学校での部活動の考え方の違いは以前レポートしましたので、ご覧下さい。
フランスの美食文化のルーツは、家庭料理にあり!
フランスの食文化について聞いて一番驚いたのが、「家族の誕生日パーティーを4時間かけている」ということです。
フランスは、日本の弁当箱がブームになるなど、家庭でも料理を作ることが日常的だとは知っていましたが、ホームパーティで振る舞われる料理は家族みんな総出で作るそうです。
彼女も小さい頃から食事作りの手伝いをしていたそうで、私の家でもガレットを振舞ってくれました。
たまたま一緒に見た日本のテレビ番組で熟成肉について、専門店が紹介されていたのですが、驚くことに家でお父さんがカモを熟成させており、日常的に食卓に上がるそうです!
その他作れるものは結構何でも家で作っているそうで、ソーセージなども作っていると言っていました。
フランスで家庭料理が当たり前なのは日本とは全く違う理由があります。
それはズバリ、「外食がとても高くて、家族みんなでは食べに行くにはお金がかかりすぎるから!」なるほど!
フランスに帰ってからは家族の誕生日会だけでなく、彼氏のおばあちゃん、友達、それぞれの誕生日会に参加するので大忙しですと言っていました。
どの誕生日も全てが派手(というか、凝っている?)というわけでもなく、パーティが嫌いな友人は、シンプルにプレゼントだけを渡して終わりという、誕生日会もあるそうです。
日本の食事はどれも口に合うそうで、彼女は特にラーメンが好きと言っていました。魚もフランスでは生では食べないそうですが、日本ではお刺身なども食べていたそうです。
詳しいフランスの食文化についてはこちら↓↓↓
https://traveloco.jp/paris/guide/tp-sp-gourmet_meal
家で作った料理
・ガレットとクレープ
彼女が教えてくれた、ガレットとクレープは家にあるもので簡単に作れ、とっても美味しかったです。ちょっとしたコツもあるので、詳しいレシピは後日紹介します。
食事用のガレットと、デザート用のクレープは生地は同じですが、どちらの料理にも、合うような味付けになっています。
・たこ焼き
3日間夕食を一緒に食べましたが、2日目の夜はたこ焼きをしました。もちろん、たこ焼きを作ることは初めてだったようで、とても楽しんでくれました。
たこ焼きはタコ以外はとても安いので、気軽に楽しい食卓になるし、子どもも喜んで食べるのでゲストが来る時は、よくたこ焼きを作っています。
・ミートソースパスタ
ちょっと前に作ったものを冷凍しておいたミートソースとナスを素焼きして出しました。特にゲストが来る時は、凝った料理は作れないし、そんな余裕もないので、ぱっと出せるものを冷凍庫にストックしています。
おしゃべりからの気づき
ゲストと何度か一緒に食事をしていると、そのゲストの国の食文化について生で知ることができます。例えば彼女は、朝食はとても軽めで、それこそビスケットだけでオッケーと言った感じでしたが、お昼と夜は結構しっかり食べていました。食事だけでなく、スイーツの話もして、彼女はカヌレといった伝統的なフランスのお菓子も家でよく作ると言っていました。
20代前半の彼女が色々な料理を作れるのも、家庭でそういった場面をみたり、家族と一緒に作ったりする経験があるこそだと思います。私が大阪に来た頃は、1人暮らしが初めてだったので、洗濯機の動かし方がわからず、同僚の女性に聞いたことを今でも覚えています。
以前宿泊してくれたインドネシア人の女性の話と照らし合わせると、インドネシアでは家政婦さんが一般的なのであまり、家で料理をしないお母さんもいるそうです。そういったお母さんのお子さんは、ご飯を作ったり、家事が一切できない子になるかも?!実際にそういう家庭もあるようです。
家庭で日常的に見聞きしている情報が、子どもの知識、経験として、刷り込まれていくのだと思います。
家庭環境もなるべく、多様な環境にできたらいいなと思います。「こうなって欲しい」と、親の願いを子どもに押し付けるとすれば、まず親がその環境にする必要があるんだよな、とも思いました。なかなかの覚悟がいることですが。
次回は彼女に教えてもらったガレットとクレープの作り方をレポートしたいと思います。